あけましておめでとうございます!
ハナメガネです。今年も自分が感じたことなどをブログにつづっていきたいと思いますので、良ければ読んでやってください!
毎年の事ですが、私はこのお正月でどうしても暴飲暴食してしまいますw朝からお酒を頂き、もちを好きなだけ食べ、駅伝を見ながら寝るなど一年で一番ダラダラ過ごしてしまいます。そして、体重計に乗ってみると・・・・。ひえぇぇぇぇぇっ。
毎年同じようなことを繰り返しているわけですが、増えた体重にショックを受けながら以前より気になっていた本をこの度購入し、今年はその内容を実践していこうという気持ちになりました。
いつも追い込まれてからでないと、やらないよねw
購入した本は、「圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ プリズナートレーニング」です。著者はポール・ウェイドさんという方で、この本はアメリカでベストセラーとなっているようです。
表紙の絵すごいなぁw どっかで見たことある絵やなぁ。
そうです!カバーイラストは代表作グラップラー刃牙で有名な板垣恵介さんが描かれています。
女性にはちょっと買いにくいかしら?
本の題名に「プリズナー」とあり、カバーイラストがゴリゴリのマッチョマンなので、女性うけはしないのかなと思いますが、中身を読んでみて筋トレ初心者や女性でこれからトレーニングを始めようと思っている方にはバッチリの内容だと感じました。器具やトレーニングジムなどに余計な費用を払う必要もありません。私もこの本を読んで、今まで使用していたダンベルやダンベルベンチを処分してもいいと思ったぐらいです。
片してくれたら収納助かるわー。
ともかく、今回はこの本を読んだ感想について書きたいと思います。
この本を読む前の私。
実はこの本の初版は2017年8月で2年以上経過しています。この本のシリーズで下記のような本も販売されています。
この本の噂はいろんな記事を目にして気にしていましたが、「元囚人が考えた自重トレーニング」と聞くと、監獄の狭いスペースで出来る過酷なトレーニングなのかな?ととんでもなくキツいトレーニングの事が書かれているのかと想像していました。しかも囚人は他にやることがないので、それを繰り返すような内容なのかと勘違いをしていました。
また、この頃の私は初めてダンベルやベンチなどの器具を購入して筋トレをやり始めたころでしたので、この本を購入して内容を確認しようという気にまでは至っていませんでした。実際、私もそれまで自分で行っていた筋トレも、プッシュアップやスクワットなどの自重トレーニングであり、それが物足りなくなったのでダンベルなどを購入し、ウエイトトレーニングをはじめたわけです。
今思うとこの頃の私が行っていたトレーニングのその知識やフォームや考え方は、非常に甘かったんだと考えさせられました。
やっぱり気になった時が、買い時なんですね。
それでも、自分で行っているウエイトトレーニングで効果はしっかりと感じられています。傍から見てもガタイが良いとよく言われますし、「どっかジム行ってるの?」とも言われます。
しかし、最近思うようになったのは、「私が目指していた筋肉」とは方向が違うということです。筋肉は大きくはなったのですが、私が目指していたのは大きさではなく、本当に使える筋肉ということです。なんというか、自分の体を思うように動かすことができる・コントロールできる体になりたいということです。
芸能人の武井壮さんがそんなことを言っていたような気がしたなぁ。
体を動かすことについては、筋トレとともにランニングも継続して行っており、ハーフであれば走れるようになりました。走ること以外の運動をすることは無いのですが、もっと飛び跳ねるとか回転するとか、40歳を超えても自分の体を思うようにコントロールできるようにしたいと思うようになりました。
そのタイミングで、この本「圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ プリズナートレーニング」を購入し、読んでみたわけです。
この本を読んだ感想
この本は、自重トレーニングの方法だけを書かれた本ではない。著者であるポール・ウェイドさんの経験と自身の記録による考えなど、物凄く研究されてきたことが非常にわかります。読んでいて興奮しました!
大きく3つのパートに分かれており、パート1ではポール・ウェイドさんの考え方やこのトレーニング方法をどう学んできたかなどが書かれています。この自重トレーニングは「キャリステニクス」といい、自分の体重を使い、体を極限まで開発する技術であり、映画「300」でも出てくるスパルタ軍の戦士たちもこの「キャリステニクス」でトレーニングをしていたとのことです。
スリーハンドレッドみたいな体に、な・れ・る・の♡
生まれてはじめて聞いた言葉でした。また、この自重トレーニングの利点についても6つ書かれており、その中で特に良い点として感じたのは、「自重力トレーニングは、関節を保護し、より強いものにする」という点です。また、この点が筋トレ初心者や女性に特におすすめできるところです。ウエイトトレーニングと違い、関節に自分の体重以上の負担はかかりませんし、関節の動きも最も効率的で自然なアウトプット率になる様、骨格筋の構造が自動調整されるとのこと。詳しくはこの本を読んで頂きたいところです。
また、「自重力トレーニングは、あなたの体脂肪レベルを正常化し調整する」とあります。キャリステニクスは自分の体を持ち上げることにあり、太っているほどそれが難しくなります。要するに、キャリステニクスを練習するようになると、自分の体重を意識せざるを得ないようになり、潜在意識的に理解し食欲と食生活を自動的に調整するようになるとのことです。軽い言い方になってしまいますが、ダイエットにも効果的であることは一目瞭然です。
私もやってみようかな?
そしてパート2ではビッグ6と呼ばれる体全体、つまり頭皮からつま先までのすべての筋肉を働かせるエクササイズを各々10ステップごとにレベルわけをして紹介されています。また、そのレベルごとにトレーニングゴールとして初心者・中級者・上級者の標準として回数やセット数なども設定されており、自分のトレーニングプログラムを組む際にも参考になります。
例えば、ビッグ6のうちの一つがザ・プッシュアップ・シリーズであり、10ステップに分けて様々な腕立て伏せのやり方が紹介されています。ステップ1であれば、正常に体を動かすことができる人であれば、難しくなく強度も低いです。極端な話、小学生でもできます。
私が筋トレ初心者や女性におすすめする理由はここにもあります。強度の低いステップからであればだれでも始めることができ、その積み重ねにより関節も強化され、無理なく次のステップに進めるようになるからです。トレーニングのやり方についても写真を使って詳しく説明されており、読めばそのやり方について誰でも理解できると思います。
難点としては、自重トレーニングで器具は要らないとはいえ、ビッグ6のうちザ・プルアップではぶら下がれる設備が必要となります。自分が住んでいる公園に鉄棒などがあればよいのですが、無い場合はそれに代わる施設を探すか下記のような設備を購入することも必要になるかもしれません。
しかし、プルアップ以外は本当の意味で時間と自分の体さえあればできる内容ですので、その内容を一度ご自身の目で確かめてはいかがでしょうか?
特筆すべきメニューは「ザ・ブリッジ」
今までに筋トレとして経験したことがなかったメニューが、ビッグ6の一つ「ザ・ブリッジ」です。ブリッジは学生の頃に体育の授業でやったことや、中学校の頃にハンドスプリングやバク転が流行っていたころにやったぐらいで、トレーニングとしてやったことはありませんでした。
ブリッジが筋トレなんて思ったことある?
ブリッジはどちらかというと柔軟体操だと思っていましたが、ところがどっこい、このプリズナートレーニングではビッグ6の一つなんです!ブリッジにこんなに真剣に取り組むなんて!と思うかもしれませんが、「ザ・ブリッジ」の冒頭で著者はこのように言っています。
もし世界中でもっとも大切なエクササイズはなにかと問われたら、ブリッジだと答えるだろう。どんなエクササイズもブリッジには及ばない。
ブリッジでどこを鍛えるかというと、人体で重要な機関である脊髄を手厚く保護している「脊柱」です。その効能については、面白く興味深い内容で書かれています。詳しくは本書を読んでいただきたいですが、シンプルに言うと、
ブリッジは背中や腰の痛みをなくし、その人をより健康的に、より強く、より速く、より機敏にする。持久力も増やす。だから、ブリッジをかけろということだ。
因みに写真は「ザ・ブリッジ」のステップ6のフル・ブリッジというトレーニングです。ブリッジのできない人も安心してください。だれでもできるステップ1のショート・ブリッジから始めて、筋力の貯金を積み重ねれば、誰でもブリッジをかけることができます。
継続するか、しないかだけです。継続できれば、このプリズナートレーニングは誰でも強靭な本当の意味で強い肉体を手に入れる手法だと私は思いました。
総評
実際に私もビッグ6をすべて実践してみました。現時点で出来るステップは5~6であり、ステップ10まではまだまだトレーニングが必要となります。しかし、無理せず「筋力を貯金」していけば、各ステップを登っていくことが可能であることをこの本を最後まで読んで確信することが出来ました。
そして、ビッグ6すべてにおいてステップ10を達成することを私の今年の目標の一つとしました!!きっと今年最後の日は、私が求めていた本当の強さを得ることができていると思います。
最後に、本の見た目と名前から億劫になってしまうかもしれませんが、その内容は非常に勇気づけられる内容であり、筋トレ初心者や女性にこそおすすめの内容であると感じました。焦らず、自分ができるステップで筋力の貯金をしていけば、故障することなく本当に強い体が手に入る事でしょう!!
プリズナートレーニング、略してプリトレw
といってしまえば、愛着もわくかもしれませんw
2020年はプリトレで本当に強い自分の体を手に入れてみてはいかがでしょうか?
それでは今日はこの辺で!
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