こんにちは、ハナメガネです。
2019年も今日で最後となりました。この記事を更新している頃には2020年になっているかと思います。今年も小さなことですが、いろんなことに挑戦して継続してこれました。このブログもその一つです。
そして、記念すべき今年最後の日に飲むワインは、もう決めていました。自分が興味のあるイタリアワインで「ワインの王様であり、王様のワイン」と称されるワイン。そうです、バローロです。
以前、下記記事「【ワイン8本目】ソラーニャ アリアニコ・デル・ヴルトゥレDOC~南のバローロ~ファミマ限定のイタリアワイン」にてアリアニコ種で作られる「南のバローロ」と称されるワインについて書いていましたが、今回は本当のバローロを購入して飲むことにしました。
昨日、妻と二人でリカーショップに訪れた際に、いくつかバローロと呼ばれるワインがありましたが、
年末だから、高いのでもいいよw
と妻が言ってくれましたので、自分が人生で飲んだワインの中で最高額のワインを選びました。
2019年の最後の夜に飲んだワインはこれです。
「フォンタナフレッダ バローロ 2014」です!
酒のトップというリカーショップで購入したのですが、約5,000円ぐらいするワインです。いつもの予算の10倍の金額です。
なぜバローロにこだわるかといいますと、私のワインの教科書である渡辺順子さんが書かれている本「教養としてのワイン」を読んで、イタリアワインに興味を持ち、また「王様のワイン」と称されるワインを一度飲んでみたいと思っていたからです。
バローロっていう名前も、なんかカッコええもんね。
というわけで、物凄く期待を込めて、バローロを開けてみたいと思います。
フォンタナフレッダ バローロ 2014
フォンタナフレッダとは、ワインを作るワイナリーの名前です。ピエモンテ州 クーネオ県 に所在し、1世紀以上にわたりバローロを造り続け、その品質の高さでバローロの名声を世界的に高めた名門とのことです。地図で言うと下記のあたりに位置するようです。イタリア北部ということですね。
ちなみにバローロと名乗るには、バローロ村付近のDOCG(イタリアワインの格付け)で規定されたエリアから収獲されたネッビオーロ種(ぶどうの品種)のみを使わなければいけないとのことです。
このネッビオーロ種は、基本的には非常に色が濃く、若い間はタンニンと酸味の強い赤ワインとなるが、樽の中での長い熟成により、バラやスミレ、数々のスパイス、トリュフやなめし革などを連想させる複雑で深みのある香りのワインになるそうです。
ともあれ、早速テイスティングしてみたいと思います。
色と香りについて
色は意外と明るく、薄い赤紫というところでしょうか?なんとなく、バローロとか「ワインの王様」と聞いていると、きっと深い濃い色なんじゃないかと思っていましたので、この色は意外でした。
当然濁りなんかはありません。グラスにまとわりつく粘度は高めだと思います。アルコール度数も13.5%と少し高めですからね。
香りは、グラスを回して嗅ぐと、アルコールとともにとても重厚な強いワインの香りがします。フルーティ―さなどは全くなく、落ち着いた強いワインを期待させる香りだと思いました。
しかし、上記で書いたような「バラやスミレ、数々のスパイス、トリュフやなめし革などを連想させる複雑で深みのある香り」については、私は正直わかりませんでした。
これが何の香りなのか、表現する言葉や知識が乏しいといつも感じます・・・。ワインの表現って難しい・・・。
このワインのテイスト
果実の甘みというようなものはなく、タンニンがしっかり感じられる力強い味です。正直、タンニンについては、アリアニコ種のほうが強いような気がしました。
購入した金額と事前の期待が高すぎたのか、
おっ、おう。こ、これがバローロか。
というような感じでした。きっとワインが苦手な人が飲んだら、「しっぶぅーーーーーー!!!」とか思って終わりなんだと思います。
実際妻も、
美味しくない。アルコールがキツイ。以上!!
といってしまう始末です。
私はタンニンが強いフルボティのワインが好きですので、このワインも美味しくいただきましたが、この値段でこの味ならば、冒頭の記事で紹介した南のバローロ「ソラーニャ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ DOC 2015」のほうを選んで飲みたいかな?と思いました。
価格も500㎖瓶で約1000円ですからね。
このワインの総評
ほんとワインってその人の感じ方や好みもありますし、香りや味も複雑で今の自分では表現しきれなくて、とても面白い飲み物だなあと改めて思いました。
今回のワイン以外にもバローロは色々ありますので、今後も飲む機会があればチャレンジしていきたいと思います。
自分で購入して飲むには、年に1~2回が限度かなぁ。
さてさて、この記事を書いているうちに、2019年は終わってしまいました。2019年はこの記事を含め、15本のワインについて記事を書いてきました。
2020年も安くて美味しいワインに出会えるよう、継続して色々飲み続けていきたいと思います。
今年も皆さんにとって、幸多き年でありますように!!
それでは今日はこのへんで。
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