ハナメガネです。
ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読みましたので、その内容や感想などについてアウトプットしたいと思います。
この本を購入したキッカケ
実はこの本を購入したのは、たしか昨年末ごろだったと思います。一度読んで本棚にしまっていたのですが、最近読んだ下記本に影響され今まで読んだ本も再度読んで、アウトプットしていこうと思い、再読しました。
この本を見かけた時、そのころのビジネス書ランキングで上位であり、このタイトルにひかれて何気なく購入していました。読んでからかなり時間が経過していますが、正直あまり興味がある内容ではない記憶しかありませんでした。
しかし、今回再読して思いましたが、全然そんなこと内容ではありません!
非常に興味深い内容で刺激的でした。本当に読んでいたのか疑問ですが、読書もアウトプットしていかないと全然意味がないということも再認識しました。
覚えていなかったのは、この本を読んで自分が色々矛盾を感じ、自分の都合のいいように記憶が無意識のうちに書き換えられていたのかもしれません。
(この本を読めばこの意味が解ると思いますw)
この本を読んで学んだ事や気づき
著者の「ふろむだ」さんのことは私全然知りませんでしたが、「分裂勘違い君劇場」という数百万人に読まれたブログの著者であり、有名な人のようです。ブログやツイッターなどもされているようです。
この本は、世の中は実力ではなく「錯覚資産」という他人が自分に対して抱く都合のいい思考を持つ者が、人生イージーモードの勝ち組になるよ、ということが書かれています。
人間は様々な「認知バイアス」により「思考の錯覚」という見間違いを起こすのですが、それを利用して錯覚資産を増やしていく、その仕組みなどについて非常にわかりやすく解説されています。
「認知バイアス」の中でも有名なのが、「ハロー効果」です。「ハロー効果」とは、一つのプラスの属性に引っ張られて他の属性も底上げされてしまう現象のことであり、プラスの効果だけでなくマイナスの効果もあります。
この「ハロー効果」については、普段様々なところでよく見かけることができます。書店で並んでいる本や広告、ブログなども様々な方がその効果を利用しているのが良くわかります。
そのほか9つの認知バイアスについても学ぶことができ、また私が特に興味深かったのが3つの脳の過剰性がこれらの認知バイアスを引きを越しているということです。
人間の脳は過剰に
- 過剰に一過性を求める
- 過剰に原因を求める
- 過剰に結論を急ぐ
ということがあるらしく、自分の都合にいいように動いているようです。そして無意識に自分の記憶を書き換えることにより認知バイアスが引き起こされるということだそうです。
この脳の傾向に注意していれば、自分の思考の錯覚に気づいて修正しやすくなり、逆に他人の思考の錯覚を利用して自分に有利に物事を進めることができるということらしいです。
実際、会社で自分の近くにいる人が、物凄くうまく思考の錯覚を使っている(自然とそうしているんだと思いますが)人がいるので、物凄く腹に落ちました。ちょっと言動が幼い変わった人なのですが、認知バイアスをうまく使って立ち回られているのを普段見ている自分としては、「なるほど」と思うことが多々あります。
また、自分も容姿がいい人や肩書のある人を見ると、それだけで優秀な人として見てしまっているところがありますので、認知バイアスについては皆さんもこの本を読めばきっと「ああ、こういうことか」と腑に落ちるのではないでしょうか?
私が何を言いたいのかよくわからない文章になってしまっているかもしれませんが、これらの仕組みをうまく利用し「錯覚資産」を増やすことより、人生が豊かになる方法が書かれています。
文章についても絵やグラフなど沢山使用されていますので、非常にわかりやすく読みやすいです。私は通勤電車1往復半ぐらいで読み終えることが出来ました。
これから私はこうする。
ブログやTwitterを利用されている方で、フォロワーや閲覧者を増やそうを思っている人にも役に立つと思いますし、会社での出世を望んでいる方にも非常に参考になる本だと私は思います。この認知バイアスを知る・理解するだけでも、物事の見方が変わると思います。
私もさらに認知バイアスについて理解を深め、自分の「錯覚資産」を増やしていきたいと思います。このブログをいろんな人に見てもらうようにするためにも、利用していきたいです。
投資などの資産運用も必要ですが、これからの時代「錯覚資産」が重要ではないでしょうか!
それではまた!!
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