【アドラー心理学】~「嫌われる勇気」を4年ぶりに再読してみた感想と内容・概略~

読書
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ハナメガネです。

最近、ブログの記事のネタとして購入した本を再読して記事にしています。ついこの間下記本の記事を書いた際に、本の中で「嫌われる勇気」のことが出てくるのですが、内容を思い出そうとしても、明確に思い出すことができません。

 

【ブログを再開する気にさせてくれた本!】「学びを結果に変える アウトプット大全」著者 樺沢紫苑
ハナメガネです。 いきなりですが、全然グーグルアドセンスに合格しません。何度か改善してみたのですが、何度申請してみても同じ結果・・・。 ブログを始めた理由も「アフィリエイトで副収入を」と考えていたため、アドセンスの度重なる不合格...

 

上記本を読んでから、読書も読んだままで終わることなくアウトプットが非常に重要だなと感じています。読んだ内容を人に話すだけでも非常に良いアウトプットになるそうですが、せっかく「嫌われる勇気」のことを思い出すことができたので、この機会に再読して記事に書きたいと思います。

この「嫌われる勇気」ですが、いまだにAmazonのビジネス書ランキングのTOP10以内に入っていました。

 

この本を読む前の自分

記事のアイキャッチ画像でもわかる通り、私が購入した「嫌われる勇気」の帯は「2014年 年間第一位!!」とあるように、5年前ぐらいに購入したものです。この時で70万部も売れていたんですね。

初版が2013年12月ですが、私が購入したものは2015年2月の第23刷発行分です。

私は精神的に非常に弱いところがあり、この本を購入した際も精神的に疲れていたこと、また話題の本で会ったことから購入した記憶があります。

では、読んだ時の記憶としては、「アドラー心理学は承認欲求を否定する。」ということに関しては鮮明に覚えていましたが、ほかのことはあまり残っていません。

 

良い本なんだろうけど、残念だねぇ。

 

それでも、他人の目を人一倍気にして生きてきた私としては、内容は鮮明に覚えていないにしろ気持ちが幾分か楽になった記憶は若干あります。今のブログを続けるにしても、この「承認欲求を否定する」という考え方は非常に参考になるのではと思います。

 

この本を読んで参考になった3つの気付き

 

いやぁ、本を再読するということは、非常に良いことですね。その時理解できなかったことも、様々な読書を続けてきたことによる自分の理解力向上と、色々な社会経験を積んできたことにより良い気づきを得られることができます。

 

今回の再読で参考になった点を3つに絞ってみました。

1つ目の気づきとしては、「すべての悩みは対人関係の悩みである。」ということです。これは、読みながら前回読んだ時の記憶がよみがえってきたのですが、自分に置換えて考えてみても、私の悩みの他人がいるからこその悩みであり、この世界に人間が自分一人であれば悩みはないのでは?と感じました。

孤独を感じるのは、あなたがひとりであるからではありません。あなたを取り巻く他者、社会、共同体があり、そこから疎外されていると実感するからこそ、孤独なのです。われわれは、孤独を感じるのにも他者を必要とします。

そこからの「人生は他社との競争ではない」から「お前の顔を気にしているのはお前だけ」を読み進めていくと、非常に生きやすくなると思います。

 

次に参考になった気づきは、「共同体感覚」についてです。対人関係のゴールとして記述されている「共同体感覚」ですが、これは他者を仲間だとみなし、そこに「自分の居場所がある」と感じられるということだそうです。

具体的には、「自己受容」と「他者信頼」、そして「他社貢献」の3つのサイクルのことだそうですが、私は家族以外の他者を「敵」とみなしてしまうようであり、「他者信頼」が出来ていない。またその場合は、「自己受容」もできていないようです。

「自己受容」は「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか?」ということであり、自身に対する見方を変え、いわば使い方を変えていくことだそうです。

アドラー心理学の掲げる目標にも、①私には能力があるという意識、②人々は私の仲間であるという意識とありますので、このあたりの意識をわたしは変えていく必要があると気づきました。

 

また、3つ目の気付きとしては、「人生とは連続する刹那である」ということです。これは自己啓発本などでよくある、「今できることを一生懸命取り組む」ということにもつながり、この本では「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよというところで詳しく記載されています。

特に心に残っているところは、

人生全体にうすらぼんやりとした光をあてているからこそ、過去や未来が見えてしまう。いや、見えるような気がしてしまう。しかし、もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。

ここからの

過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣にいきていたら、そんな言葉など出てこない。

は、非常に考えさせられるところがありました。

 

これから私はこうする。

 

3つに絞るのは非常に難しく、この文字数では説明しきれませんが、ぜひ一度読んで頂きたい本だと思います。

私はまずは、「自己受容」できるようになり、私以外の人々を「仲間」だと思えるよう「他者信頼」について意識を変えていこうと思います。

今日も帰宅の際にすれ違う人たちを「仲間」だと意識しながら帰ってきましたが、本当にそう思えるよう自分を受容していきたいと思います。

また、この本に書かれている名言を1つ紹介したいと思います。

誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたに関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

これはアドラー心理学の指針である「他者貢献」についての言葉です。

まどろっこしい説明はしませんが、こんな私の記事でも興味を持ってもらえたのであれば、ぜひ一度「嫌われる勇気」を読んでほしいと思います!!

 

それではまた!!


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