【そのイライラ、セロトニンが原因かも】日光浴びてる?~精神科医が教えるストレスフリー超大全~

読書
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こんにちは、ハナメガネです。

昨年から新型コロナウイルスの影響により、私が勤めている会社も在宅勤務が推進されるようになり、週の半分は家で仕事をするようになりました。幸いにも私の仕事はデスクワークがほとんどで、PCとインターネットの環境さえあればどこでも仕事ができます。

また、都内の会社への通勤時間が往復3時間の私としては、在宅ワークとなることのメリットも非常に大きく、以前より睡眠時間もとれるようになりましたし、こうしてブログを書くための時間も無理なく作ることができるようになりました。

さらに体が休めているためか、日頃から継続している筋トレ(プリズナートレーニング)の効果もメキメキと現れ、日本全国が経済的にも大きな影響を受けている中、ありがたいことに心体は健康を保てていると思っていました。

 

しかし、最近妻からこんなことを言われることが増えました。

 

なんでそんなに怒りっぽくなったの?

イライラしすぎじゃない?

 

たしかに、環境の変化に対して最初はストレスを感じていたかもしれませんが、冒頭で書いたようにその環境にもなれ、体の状態も以前より良い感じになっていると私は思っていました。しかし、妻はそう感じていなかったようです。

特に、秋冬ぐらいからそれを感じるようになったと妻は言います。

 

仕事も特に悩みもないしなぁ。確かに怒りっぽくなったかも。

 

そこで、その原因を探すべく以前購入したある本を読み返すことにしました。

 

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精神科医が教えるストレスフリー超大全

この本は、精神科医の樺沢紫苑(かばさわ しおん)さんが書かれた本であり、私の心の支えにもなってくれている本です。そもそも、私がずっと続けている筋トレも心の状態を改善しようと思ってやり始めたことであり、目的は「体」ではなく「心」を強くする意味で続けています。

健全な肉体に健全な精神は宿るといいますからね。

 

この本は、私の心の「家庭の医学」であり、心が疲れた時はこの本を読みなおしたりしています。イラストもかわいく、メッペルスタット(Meppelstatt)というイラストレーターさんがかかれています。

序章・終章含め7つの章で構成されており、人間関係・プライベート・仕事・健康・メンタル・生き方に分けて詳しく書かれています。内容も読みやすく、著者が精神科医でもあるので、説得力もあると思います。

いつも非常に助かっており、私の心の支えとなってくれる本です。

そして、この本を読み返してあることに気づきました。

 

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日光を浴びる時間が短くなっていた。

 

妻が秋冬ぐらいからと言っていたように、日照時間が短くなったことからそのイライラの兆候があったようです。会社に出社する日は、コロナウイルス感染予防のため時差出勤で7:30分出社にしていたので、朝は6時前の電車にのっていました。もちろん朝とはいえ真っ暗です。

仕事もデスクワークですし、昼食も最近は妻が弁当を作ってくれているので外にも出ません。以前は散歩したりしていましたが、コロナウイルスのこともあり極力出歩かないようにしていました。帰宅の際も外は暗くなっています。

在宅ワークの際も、家でずっとPCとにらめっこですし、昼は家の中にあるもので済ましていましたので、明るいうちに外に出ることもありませんでした。

おそらくですが、日光を浴びる時間が極端に減っていたのが原因だったと思われます。

 

日光を浴びないことが何なの?

本書でも記載されていますが、特に朝の散歩などにより日光を浴びると「セロトニン」という脳内物質が活性化されます。それにより、清々しい気分になり、意欲があがり、集中力もアップするそうです。

このセロトニンが極端に低下してしまうと、うつ状態にもなり「死にたい」という感情も自然に湧き出てきてしまうほど体に影響のある物質なのです。このコロナ禍によりうつ状態になった人は、もしかしたらセロトニンの低下も一つの原因なのかもしれません。

 

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最強のモーニングルーティン「朝散歩」

本書で紹介されている最強のモーニングルーティンは「朝散歩」です。25年以上も精神科医として経験されてきた著者が、メンタル疾患の患者さんが「朝散歩」を始めた途端に急激に症状が改善される事例を多数観察されているとのこと。

何年も治らなかったうつ病やパニック障害などのメンタル疾患が、朝散歩により「ものすごくよくなった」という報告もたくさんあるようです。

 

ものすごい効果ですね!

 

「セロトニン」は「朝日を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」で活性化されるそうで、朝散歩により「朝日を浴びる」と「リズム運動」の2つを兼ねられるので、セロトニンを十分に活性できるそうです。

セロトニンは、覚醒・気分・意欲と関連した脳内物質です。朝散歩によりセロトニン神経を活性化させることにより、ストレスを受け流し、脳の疲労を回復できるそうです。

朝の散歩は15~30分程度でよいそうです。長すぎると逆にセロトニン物質がつかれるそうなので、短時間でこんなに大きな効果が得られるのは魅力的ですね。

 

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在宅ワークの日は朝散歩をやってみる。

会社に出社する日は朝散歩はできませんが、在宅ワークの日は朝散歩をするようにしました。効果が表れているかどうかはわかりませんが、日の光を浴びるのは気持ちがよく、清々しい気持ちになります。

ということは、リラックスしているということでしょう。

いつまで在宅ワークが継続となるかわかりませんが、健全な「心」を保つため、できるときに「朝散歩」を継続しようと思います。

また、会社に出社する際も、昼にはなってしまいますが外に出て日光を浴びようと思います。

 

睡眠のことを考えると、朝の散歩がベストだそうです。

 

というわけで、ほかにも科学的に「ラクに生きる方法」が書かれている本書「精神科医が教えるストレスフリー大全 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト」ですが、一家に一冊いかがでしょうか?

きっと末永く、心の支えになってくれると思います。

興味のある方は一度読んでみてください。

それでは今日はこのへんで。


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