こんにちは、ハナメガネです。
私は今年で結婚17年目を迎えます。付き合いだしてからの事を考えると、妻とはもう20年以上の付き合いとなります。
振り返ると、ホントいろんなことがありました。仲は良い方だとは思っているのですが、20年も一緒に過ごしていると、小さいものから大きなものまでいくつもの衝突があったと思います。
家事や育児は自分で言うのもなんですが、かなり協力してやってきたと思います。炊事に洗濯、料理や子供の世話までなんでもできる方だと思います。
しかし、それでも妻の気持ちが理解できていないせいか、喧嘩をしたり泣かれたりすることもありました。これだけ一緒に付き合ってきても、ぶつかり合ったときに理解できないこともいまだにあったりします。
そんなこんなで、結婚17年目でやっと妻の気持ちを理解すべく、以前より電車内の広告で気になっていた本を購入することにしました。
その本は、黒川伊保子さんの「妻のトリセツ」という本です。

もっと早く読んでおいた方がよかったんじゃないの?
と妻が言ったかどうかは定かではありませんが、これからも夫婦が仲良くやっていけるよう少し勉強しようと思い、この本を読んでみました。
この本を読む前の私。
あることで(本当につまらないことだったと思いますが、)妻と大喧嘩した時に、泣きながら言われていたことなのですが、妻は「答えや解決策はいらない」そうです。とにかく、同意して「寄り添っていてほしい」だけだというんです。
この点が私は非常に理解できませんでした。妻のためにと思い、こちらは色々考えて方法を提案しても機嫌が悪くなるばかり。
そんなことだから、

あー、面倒くさいなぁ!
と、ひどいと思われるかもしれませんが、そう思ってこちらも機嫌が悪くなってしまうのです。そういうことが何度かあって、妻に寄り添うように努力してみるのですが、頭の中で納得がいっていないためにどうも長続きしないのです。

結局変わらないじゃない・・・。

・・・。
これはもう、私が妻の事を嫌いになってしまっているんじゃないかと思い、このまま理解することなく不仲で終わってしまうのかなあと考えたこともあったぐらいです。
20年も一緒に過ごしてきて、子供にも3人恵まれ、贅沢な生活はできてはいないけど・・・。

そんなに追いつめられた感はないですが、そんなこともあり読んでみようと思いました。
この本を読んで、妻とはこういうものだと理解できた。
妻に直接「こうしてほしい」といわれても納得できなかったが、科学的に女性脳はこういうものだと示してもらえれば、男性は意外とすんなり理解できるものだと思う。
この本は、女性脳とはどういう理由でこのような仕組みになっているかを説明されながら、妻から放たれる怒りの弾丸を10発から5発に減らす方法を説かれている。

なぜ0発ではないかは本を読んでみてくださいね。
また、女性脳が持っているネガティブトリガーやポジティブトリガーについて書かれており、ネガティブトリガーの餌食になると思うとぞっとします。私は、自分では家庭を1番に考えて仕事を選んできたこともあり、子育てなどでのネガティブトリガーを引かれることはありませんが、世の仕事バリバリお父さんなんかはきっとこのトリガーの餌食になってしまってるんじゃないかと思います。
私が大学を卒業してから最初に就職した建設会社で、年中単身赴任している職人さんから「妊娠中や子育てのときにカミさんを大事にしておかないと、いつまでもネチネチ言われるぞ」という話をよく聞かされたのを思い出しました。

ホント女性脳って恐ろしい・・・。
女性脳がこうなっている理由も書かれていますので、読んでいてすべてが腑に落ちます。奥さんの気持ちを男性が理解するには、本人に言われるよりこの本を読んだ方が絶対に良いと思います。
今からでも遅くはない(たぶん)
この本は、結婚してから早いうちに読んでおいた方が良いのは間違いありませんが、ポジティブトリガーを今からでも増やしていけば、きっと奥さんの笑顔を取り戻すことができるに間違いありません!!!

わしでも大丈夫かの?
結婚記念日にどう対応するかも、黒になったオセロを一気に白へひっくり返す最大のポイントでもあるそうです。ただし、妻の気持ちも考えないでサプライズなんてやってしまった日には・・・。特大のネガティブトリガーを引いてしまうことになりかねないそうですので、しっかり読んで理解しましょう。

このあたりの内容も読んでいて非常に面白かったです。
ともかく、この本は妻の気持ち・脳を理解するうえで非常に参考になる本でした。今後も頃合いをみて読み直しておけば、きっと妻と仲良く過ごしていけると思っています。早いうちに読んでおいた方が良いですよ。取り返しがつかなくなる前にね・・・。
最後に、私は「妻のトリセツ」を読みました。

妻よ、君も「夫のトリセツ」を読んでくれっ!!たのむぅっっ!!!
私の気持ちも妻に理解してもらえることを願って。
それでは今日はこのへんで。
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