【おすすめのビジネス書】シンクシビリティ「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である。私もそう思う。

読書
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ハナメガネです。

 

今私は職場で非常に大きい悩みを抱えています。詳しく書くことはできませんが、ある社員がほかの社員に対して横柄な態度で、言葉遣いも非常に悪いのです。仕事はできるんですけどね・・・。

私に対してはそのようなことはないのですが、周りで聞いていても非常に気分が悪いですし、大きいストレスとなり怒りが抑えられない状態にまでなっています。

 

注意すればいいんじゃないの?

 

まずは上司からと思い相談したのですが、その態度についてわかっていてもなぜか強く言えない様子・・・。直接言ってもいいのですが、たまっているストレスや怒りの感情が大きいため、冷静に言う自信がありません。今のところは、私の仕事には影響がないので放置してしまっているのですが・・・。

 

とまあ、こんな状況でたまには新しい本を読んで気を紛らわそうと思い、書店で本をあさっていました。そして、今の私の状況もあってか今回はこの本を購入することにしました。

Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である~です。

 

Think・・・、何?

シンク・シビリティです。

 

 

本の帯にも書いていた「一流のエリートほど、なぜ不機嫌にならないのか?」とのキーワードにも思い当たるところがあり、また特に売れていた(減っていた)山ではありませんでしたが、購入することにしました。

今回はこの本を読んだことについて書きたいと思います。

 

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この本を読む前の私

 

ここの所、その社員の態度について非常に腹立たしくストレスを感じており、何とかしたいとずっと思っていました。私に対してはそのような態度をとらないのに、なぜ自分がこんなにもイライラと大きなストレスを感じていたのか理解できませんでした。

過去にも気持ちをコントロールするために、色んな本を読んで記事にも書いてきました。「バカ」は相手にするなとか、アンガーマネジメント的なものです。どれも読んで非常に良かったのですが、この自分に対してストレスを与えてくる人たちの事をどういう人なのか、イマイチつかみ切れていなかったようです。

今まで、自分に起きた感情に対しての整理や処理方法について本を色々読んできましたが、その相手がどういう人でその人の行動でなぜ私はストレスを感じるのか?この本を読んでそれがはっきりとわかりました。

 

要するに、私がストレスを感じていたのは「無礼」な人たちだったのです。

 

自分自身の礼儀・礼節については、わきまえているほうだとは思っています。学生時代も、空手や野球など教えていただいた先生方から礼節についても教えていただいてきました。

しかし、できていると思っていた「礼儀正しさ」について、この本によって振り返ることができました。正直、ちょっと礼儀については忘れるというか、意識できていなくなっていたと思いました。

 

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この本で非常に参考になった点

無礼な人がもたらす悪影響

この本は読むことに非常に苦労しました・・・。読みにくいとか理解しにくいとかそういうことではなく、この本の第2章「無礼な人がもたらす5つの費用」に書かれている通り、無礼な人から受けるストレスは巨大です。

この本を読んでいると、冒頭に書いた無礼な社員の事を思い出してしまい、この本の内容がなかなか頭に入ってきません。要するにこのことは、「無礼で理不尽な人の態度は、相手の思考能力・認知能力を奪い、目の前の情報にも気づけなくなる」ということだと思います。また、ストレスを受けた人自体も破壊的・攻撃的になるとあります。この2点は思い当たるところがありましたし、この第2章では無礼な人がどれだけ周りに大きな悪影響を与えるのか?ということが記載されています。

どれも理解できることであり、私が会社で面接を行う際にはその点についても十分気を付けないと、入社後に今いる社員にも大きな悪影響を与えてしまうことになる事がわかりました。

 

ホント、良いことなんて一つもありません。コストで考えても…。

 

礼節ある人が守る3つの原則

 

無礼な人がどれだけ周りの人に悪影響を与え、どれだけ大変かが良くわかりました。これは私の周りでも実際に起きていることであり、健康にも害がでてしまいます。また、伝染力も大きい為非常に性質が悪いです。

しかし、礼節の伝染力についてもこの本では書かれています。

 

周りの人や相手に良い対応をされると、いい気持ちになりますよね

 

その中でも第6章では「礼節ある人が守る3つの原則」について書かれており、この3つについては当たり前というかごく普通の事なのかもしれませんが、なかなか難しいことでもあると思います。自分の礼節を見直すのにとても良い章だと思います。

 

無礼な社員とどう向き合うか

 

これは第13章に書かれていることになります。これが知りたくてこの本を買ったとも私は言えます。私の解決方法といえば、ほかの社員が言いにくいことを感情が赴くままはっきりと伝えることです!!

 

これでは解決にはならないのでは?

 

なかなか生まれ変わらせるのは難しいかもしれませんが、話せば意外とその本人は気づいていなくて、反省してくれる可能性もあるにはあるようです。

また、良くない行動は即座に、確実に矯正しなければならないと書いており、自分に役職が無いからとそれを放っておいたのは良くないことだったようです。仕事ができる優秀な社員であっても態度が悪ければ手加減してはいけません。

改善が見られなければ解雇すべきともかかれており、いかに仕事ができる社員であってもそれを上回る悪影響があるようです。

ホントに何もいいこと無いんですね。

 

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今後私はこうする

私の事例にあてはめると、放置してしまっていたのが悪かったようですので、今後そのような社員を見た際は即座に注意しようと思います。

 

それを逃すとほかの社員が健康を害するかもしれないもんね。

 

また、自分の礼儀についても見直すため、礼儀正しさ・礼節について勉強していこうと思いました。満員の通勤電車に乗って周りの人を見ていると、礼節なんてホント無いなと思っていましたが、私もそうなってしまっているかもしれません。

自分の礼節についても意識しながら毎日を過ごし、礼儀正しさをみにつけて周りに良い影響を伝染させていきたいと思います。

まずは自分から発信ですね!

 

それではまた!!!


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