【書評】世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン~初心者の教科書としておすすめ~

読書
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こんにちは、ハナメガネです。

 

私は最近、好んで飲んでいる赤ワインについてブログを書いていますが、ワインの知識は全くありません。初心者なりに飲んだワインに対して感じることを書いているのですが、こういう記事を書いていると、

 

ワインについて少し勉強したいな。

 

という気持ちになりました。その時、たまたま書店でワインに関する新刊の下記本が並んでいました。

 

 

このタイミングでこういう本に出合うとすぐ購入!といった流れになるのですが、私が飲んでいるのは500円前後で買えるワンコインワインです。高いワインなんで自分には飲める機会は考えられません。

しかし、その横に同じく著者が渡辺順子さんの「世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン」が並んでいました。初版は1年前であり、なんとなく話題にもなっていたような記憶もありました。

 

 

だけど俺はビジネスエリートではないもんなぁ。

 

と最初思いましたが、立ち読みで内容をざっと見たところ、ワイン初心者である私が必要最低限知っておくと良さそうな内容が整理されておりましたので、自分のワインの教科書としてこちらの本を購入することにしました。

今回はこの本を読んだ私の感想などを書きたいと思います。

 

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この本を読む前の私。

この本を読む前の私ですが、まあ全然知識はありません。ワインといえばフランスが有名で、なじみのお店でならんでいるそのほかの国のワインはイタリアやチリが多いぐらいの感覚で、赤・白・ロゼの種類があるという事しか知らない感じでした。

最近ではブログでワインの記事を書くことになり、ラベルに記載されている言葉を調べると、ワインを作った地名であったり原材料のブドウの種類であったり格付けであったりと気づかされることばかりでした。本当に知らないことばかりです。

飲んでいても、味が違うということは感じるのですが、何がどう違うのかうまく説明もできませんし、「タンニン」という言葉の意味も解らないほどでした。香りにおいては、違いすら良くわかりません。

今回購入して読んだこの「世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン」ですが、名前こそビジネスエリートなんてかいてますが、各章の終わりには「初心者としてのワイン講義」として①から⑧まで基本的な知識も教えてもらえる内容となっており、ワイン初心者の教科書として1冊持っておくと良いと思いました。

巻頭には「必ず押さえておきたい世界のワイン生産地」がカラーでついています。ワインの写真とともに世界の有名な生産地を確認することもできますよ。

 

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この本を読んで気づいた3つの点。

その1.ワイン伝統国について

この本は大きく分けて3部構成となっています。第1部はワイン伝統国である「フランス」について、第2部は「イタリア 」と主にヨーロッパの古豪「ドイツ」「スペイン」「イギリス」のワインについて、第3部では新興国ワイン(ニューワールドというのかな?)について書かれています。

その国のワインの歴史、地理や風土などとともに各地の有名な生産地について知ることができ、また各生産地ごとにいろんなワインがあることがわかりました。ワインも赤・白・ロゼやシャンパンだけでなく、貴腐ワインやアイスワイン、ポートワインなど様々なワインについて知ることができます。

私は、イタリアのバローロワインを飲んでみたいと思いました。

 

 

また、あまりワインに興味のなかった昔、飲んで甘いと感じていたワインを美味しいと思っていたころがあり、そのころ飲んでいたワインは下記のようなドイツワインでした。

 

 

ドイツワインは甘い味わいに特徴があり、また甘さにより格付けがあるということも知ることが出来ました。

 

若いころは甘くて飲みやすかったら、なんでもうまいとおもってたよなぁ。

 

その2.初心者としてのワイン講義①~⑧

冒頭にも書きましたが、話の合間で書かれている「初心者としてのワイン講義」が非常に為になると思います。因みに①~⑧までに書かれていることは下記のような内容です。

  1. 必ず押さえておきたい6つのぶどう品種
  2. 正しいテイスティングの仕方
  3. ワイングラスの形はなぜ違うのか?
  4. ワインボトルの形と大きさ
  5. 基本的なラベルの読み方
  6. ワインの評価を決める「パーカーポイント」
  7. 知っておきたいワイン保存の7か条
  8. ワインのビジネスマナー

とくに、2の正しいテイスティングの仕方や5の基本的なラベルの読み方は覚えておいた方が良いと思います。私の場合、ワインの記事もかいていますので、正しいティスティングは知っておきたいですし、またラベルの読み方を知っておくとワインの格付けなんかもわかるようになります。私のような安くてコスパの良いワインを探すには必要な知識だと思います。

また、3を読んでワイングラスの購入を考えています。いつも100均のグラスか引き出物でもらったシャンパングラスでしかワインをのんでいないので、赤ワインを好んで飲む私はカベルネソーヴィニヨン用のグラスの購入を検討しています。

いつもこんなグラスで飲んでますので、堅苦しいマナーやルールのないイタリアワインに愛着を感じたりしてますw

 

プラスチックカップで飲んだりするんですって。

 

その3.フランスとイタリアワインの格付け

ワインに格付けがあるなんて知りませんでした。高いワインが良いワインなんだろうなとしか考えていませんでしたので、これは今後のワイン購入の際にも使えるなあと思いました。

特に、フランスワインと比べるとイタリアワインはお手頃価格なイメージがありますので、イタリアワインの格付けとラベルの見方を知っていればコスパの良いワインを見つけることができると思っています。

因みに先日書いた下記記事のワインは、イタリアワインの格付けで一番上のDOPであるにもかかわらず、7~8百円の価格で非常に美味しいワインでした。

 

【ワイン5本目】ベラノーヴァ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ~猫のデザインがかわいい赤ワイン~
こんにちは、ハナメガネです。 相変わらず週末はワインを飲んでおりますが、今日は猫のかわいいデザインに誘われ購入したこのワインを紹介したいと思います。 「ベラノーヴァ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ VINTAGE 20...

 

こういったワインを見つけるにも、ある程度の知識は知っておくと非常にお得かと思います。

 

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総評

いかがだったでしょうか?

ワインの基本的な知識を覚えるにも非常に良い本だと思います。白黒ですが、ワインの写真も沢山使用されていますし、歴史が好きな人も楽しく読めるのではないでしょうか?地名も沢山出てきますが、ユーチューブで検索するとその土地の風景や街並みを動画で見ることもできたりします。その土地への思いをはせながら、ワイン片手にワインについて学んでみてはいかがでしょうか?

高いワインでなくても、きっと楽しむことはできると思います。「ビジネスエリート」なんて書いちゃってますが、ワインの教科書として1冊購入することおすすめします。是非、読んでみてください。

 

 

それではまた!!!

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