こんにちは、ハナメガネです。
皆さんは、イタリアのトスカーナで最も有名なワイン「キャンティ」はご存知でしょうか?ワイン初心者の私でも名前だけはなんとなく聞いたことがありましたし、下記ブログで紹介した書籍「教養としてのワイン」でも紹介されているワインです。
近くのスーパーでそのキャンティが店頭に並んでおり、税抜880円ぐらいで買える価格でしたので、今回はこのワインを購入することにしました。
ホント最近酒代が高くつくわ・・・。
格付けもDOCGと最も高く、これで美味しかったらコスパ高いなぁと、妻にはブツクサいわれながら期待を込めて購入!
さて、このキャンティの実力とはいかに!
センシィ キャンティ D.O.C.G 2018
センシィ社は地元トスカーナで信頼の厚い中堅ワイナリーだそうです。使われているブドウの品種はサンジョベーゼとカナイオーロです。
サンジョベーゼはイタリアのトスカーナ州を中心に作られている赤ワイン用のぶどう品種で、イタリアで最もポピュラーであるばかりでなく、南北アメリカ大陸でも栽培され、イタリア起源のぶどう品種のなかで唯一国際的な品種になっているそうです。
また、カナイオーロもイタリア中部で主に栽培されており、キャンティをまろやかにするブレンド用として使われるぶどう品種だそうです。
キャンティはイタリアのワイン産地の中でも特に古い歴史を持っており、紀元前にはぶどう栽培がおこなわれ、中世ではすでにワイン造りが盛んにおこなわれていたという記録もあるそうです。
この有名なキャンティですが、過去に質のわるい「なんちゃってキャンティ」などが出回り、ブランドが失墜した過去があるそうです。そのあたりの詳しいお話は、下記書籍にて読んでみてください。
そんなこんなで、昔からキャンティをつくっている地方だけが「キャンティクラシコ」という名称を使うことができ、そこから広がった境界線を「キャンティ」とするように区別したそうです。
ということは、このワインはクラシコではないので源流から派生したキャンティということですね。
それでも格付けが最高位だし、期待できるよね!
それでは、早速開けてみましょう!
色・香り
色は明るい目のミディアムボディといった感じでしょうか?濁りもなく、これといった真新しさはありません。普通のワインの色かな。
だんだん色の違いを見つけるのが難しくなってきました・・・。
アルコール度数も13%で、ワインを回した時につくワインの粘度もそれ相応という感じでした。
香りは、うーん。そんなに強くありません。特徴もあまり感じられない、ぶどうの香り?です。なんだかだんだん怪しい雲行きになってきました・・・。
そのワインの味は?
ごめんなさい!!私の舌がバカなのか、特に特徴を感じることができませんでした。ワインの甘さはなく、香りも弱く酸味もあまり感じない。タンニンもちょっと物足りないかんじかなぁ。
本当に、これといった特徴が何もないワインという感じでした。残念ながら、美味いとも思えませんでした。よく言うと、妻が言っていた
ワインに慣れない私には飲みやすい?かな?
という点ぐらいでしょうか?キャンティといっても色々あるでしょうし、たとえ格付けが最上位であってもこういうワインがあるんですね。私には理解できなかったワインということでしょうか?
総評
次回買うことはもうないと思います。なんの面白み・味わいも感じることが出来なかったワインでした。これがキャンティ?と思うぐらい、非常に残念でした。
キャンティといっても、上で書いたように「キャンティクラシコ」と呼ばれるものもあり、当然価格もピンキリでしょうから・・・。今回のキャンティはもう二度と買うことは無いと思いますが、お金と機会があったら次は「キャンティクラシコ」を選んで飲んでみたいと思います。
トスカーナのワインであれば、以前飲んだ下記ワインのほうが段違いに美味しかったと思います。
まあホント、ワインも色々あるということで。今回は私的にはハズレでした・・・。
今日は気持ちよく酔えなかったなぁ。
それでは今日はこのへんで。
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